青線はトレーラーの走ったルートです。
真夜中の巨大&長大トレーラー輸送
仕事を終えて、帰る途中、小松市園町のコンビニ付近で大勢の交通警備員がトレーラーを囲むようにして歩
き、一体なんだろうと追い越しながら見てみたら、なんとも長いトレーラーが30キロぐらいで走っており荷物は何
だかさっぱり分からない。
家に帰ってからご飯を一口食べたところで、どうしても気になってカメラを持って再度追っかけてみたが、いな
い。空港軽海線(R360)で八幡、小松市立高校付近まで行ってみてもいない。
時速30キロぐらいで人の歩くスピードだったから10分ぐらいでも数キロも移動していないのにどこに消えたの
か?園町からあの巨大トレーラーが行く先・・・見当も付かない。
以前ならコマツ小松工場によく巨大トレーラーが出入りしているのをみかけたが、今は小松工場はない。
あの巨大な鉄の箱は何か?なぜ小松市の山間部に向かっていたのか?と考えながら今度は小松工業高校か
ら小松市南浅井町の方向へ車を走らせると、苗代小学校の方角の、真っ暗な田んぼの中の県道にピカピカと
明るいライトの列が見えた
。
慌てて追いかけてみたら、最後尾の交通誘導員に「追い越しはできないからと回り道してくれ」と言われた。
そのときにこのトレーラーの行き先を聞いたら、「千木野町の北陸電力の変電所にトランス(変圧器)を運んで
いる。このトレーラーはあの北陸新幹線を運んだトレーラーよりも5m程長くて日本一の長さを誇るらしい。そし
て日本ではこの一台しかない」ということだった。
北陸新幹線の新型車両を金沢港から白山市の車両基地へ輸送する写真は多くの人が撮影しているが、さす
がに変圧器を変電所まで運ぶ、日本一長いトレーラーってのはおそらく、レアな写真になる。
一気にテンションが上がって、先回りして、本江町のコンビニに行って慌てて撮影の準備をして待機。
三脚とビデオカメラを忘れてしまった!
今回、小松市民で撮影したのは、私を含めて数名ぐらいだろう。
ということで、「小松だよ!全員集合!!」らしいレアな写真をこちらにアップします。
今回は急な出来事だったので動画撮影はできませんでした。
警備員の人たちはしょっちゅうトレーラーの誘導をしているということで手慣れていました。こういった輸送はこ
れまでにもあって、去年の秋にも、新小松変電所にやはり同じくトレーラーで輸送をしたということです。
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