小松市五百峠の湧き水
五百峠は元々は今の大倉岳高原スキー場をジグザグに登る峠道でした。能登の千枚田のように斜面には
段々状の田んぼがあり、それが五百枚ほどある光景から五百峠となった。
その後、大正期に今の国道416号区間に新しく道路が造られこのときに、斧を五百本使って開削したから五
百峠と呼ぶ、という言い伝えもありますが、これは違うと思います。今なら「新五百峠バイパス」というよう感じ
で旧五百峠の地名をそのまま踏襲したと思います。
マイカーのなかった時代には、尾小屋鉄道の終着駅から、この峠を越えて、新丸村へと通いました。
峠の途中に水場があるのは、休憩するための水場の名残りだと思われます。
ここは国道416号線ですが、「4で始まる国道は酷道」の例外に違わず、ローカル林道のような狭く急峻な峠
道です。こんな狭い道をトラックやダンプカーも極まれに走りますので通行には気を抜かないで下さい。
冬季通行止めです。ゲートが閉まりますので注意!
五百峠を走るダンプカー。
※小松市と福井県を結ぶ国道416号の工事が小松市の最山奥地で行われていますので、
平日は工事車両と出くわす確立が高いです。
|