平安時代に平家の落ち武者が住んだといわれる小松市の最山奥地。
江戸時代には加賀藩でなく幕府領地とされ、ずっと幕府の役人が支配していた地域は、明治時代
になって新丸村となりました。その新丸村も小松市に合併され、今は夏の間だけ人の住むような廃
村となりました。
いにしえの時代より、この新丸村から福井県の勝山市、加賀市山中町、小松市大杉町などに行く
峠や古道はありましたが、自動車の時代になると道路整備が遅れて生活が不便となり、地元と行
政の努力の結果昭和57年国道に昇格し、以来、毎年少しずつ道路整備が進んでいます。
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